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こだわり工務店には必須のガジェット お手軽サーモカメラで断熱性能を見える化しよう
こだわり工務店には必須のガジェット お手軽サーモカメラで断熱性能を見える化しよう

手軽な値段で買えるサーモカメラが発売されて久しいですが、メカの世界は建築よりも進歩のスピードが速く、どんどん機能を更新した新商品が出てきますね。既に何個も持っている省エネレベルの高い工務店さんも多いかと思います。断熱コラボでも本格的なガンタイプのカメラとスマホにセットできる簡易タイプを用意して現場チェックなどさせて頂いていますが、低価格モデルでも馬鹿に出来ない性能を持っています。拘るとキリがない世界ですが現場でのチェック等であればこれで十分だと思います。
それでは、お手軽サーモカメラには、どの様な種類があり、どのように撮影していくのか?解説して行きましょう!

赤外線画像

どんなタイプがある?
下の画像のタイプはスマートフォンにそのまま装着できるタイプです。iphone5専用タイプはカバータイプなのでそれなりにボリューム感がありますが下の汎用タイプであれば、持ち運びも簡単です。

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スマートフォンタイプ以外にもこんなタイプもありますね!
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以前は、コンパクトタイプだと、こんなカメラでした。価格も高く、電池がすぐに消耗するなど非常に使い勝手が悪いので、ダンネツコラボの現場では、使う機会は無くなりました。

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検査の時はガンタイプが登場します。

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《サーモカメラとは》
サーモカメラは温度を持つ全ての物質が発生させている非可視な光線である赤外線を可視化する装置です。これにより目に見えない「温度」がビジュアルで確認でき、断熱欠損や隙間など建物の不具合を明確にする事が出来ます。
赤外線で可視化されるのは、温度差による運動エネルギー量の差であり、内外に温度差がある場合、隙間や断熱欠損している部位は外気の影響により冷たくなり運動エネルギーが少なくなります。断熱が効いていて外気の影響が少ない部位は運動エネルギーが大きいので、その結果、エネルギー量の差としてカメラに色が表示されます。

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ここでは、住宅の断熱欠損や内部結露の調査における基本的なポイントを解説していきます。

《見かけの温度》
サーモカメラは赤外線により非接触で温度を見える化する装置ですので、測定温度が必ずしも正確な温度ではない事を知っておく必要があります。
※測定される温度は放射率+反射率+透過率=1

《ガラスは透過しない》
可視光線は、ガラスを透過しますので我々は、ガラスの向こう側を見る事が出来ます。一方、赤外線は、ガラスを透過しないので、ガラス表面の温度が計測されます。但し、測定される温度は放射率+反射率+透過率=1の関係にあり、ガラスの反射率の影響から若干ではありますが実際の温度と測定温度にズレが生じます。
また反射の影響により撮影者や照明など熱源が写り込み反射した物体の温度を表示してしまう事がありますので注意が必要です。

《写り込んじゃいけないもの》
サーモカメラは撮影範囲内の物質の温度差を色で表現します。その為、撮影範囲内に温度差が大きいものがあると温度の測定範囲が広くなり、本来知りたい断熱欠損等の微妙な温度差がわかりにくくなります。本体側で測定温度の範囲を調整したり、パソコンで表示温度域を絞り込み調整出来ますが撮影時に照明や家電など温度の高い機器や人体が写り込まないようにするだけで「撮れ高」はぐっと向上します。

《撮影環境を整える》
断熱欠損や隙間など施工に係るチェックをする場合は、撮影環境を整える必要があります。サーモカメラで断熱を撮影する目的は、室内が暖かく表面が均一に温まっているはずなのに、不具合箇所がある為に温度が低くなっている場所を探しますので全体が冷え切っていると温度差を見つける事が出来ません。冬季の撮影では、室内を暖房で温めておく必要があります。また日射の影響が強い時間は、外気側から温められる事で欠損を探しにくい場合があります。撮影時に暖房を行なっている場合は、暖房の熱が撮影部位や撮影機器に影響を与えない様に注意しましょう。

《物理的に温度が低くなる場所》
室内の入隅部は、物理的に熱が逃げやすい性質を持っています。窓の下は、窓ガラスによるコールドドラフトにより冷やされたりします。断熱気密施工で解決する部分と別の手法を取る部分、あるいは気にする必要が無い部分がありますので現場状況を確認の上対策を検討する必要があります。

いかがでしょうか?断熱マニアでなくても「腕に拘る」をアピールする工務店には必須のガジェットがサーモカメラです。大学の先生じゃないのでうん百万のカメラを買う必要はないと思いますが、予算も含めて自分に合ったものをセレクトして鞄に入れておきましょう

【お問い合わせ】野原産業(株) 住環境事業部 ゼロエネ住宅サポート部

電話 03-6361-2213

メール gaihikeisan@nohara-inc.co.jp

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